学術論文の書き方(参考)

*論文のテンプレートを参考にしながら読んで下さい。

 

1)学術論文の作成にあたって

 学術論文は、世の中に認知されていない新しい理論を公開することを目的とするものである。論文の作成に関しては、十分な裏づけに基づき、新しい研究内容を記載することが求められる。文章は明確で、読者に新しい研究内容が容易に伝わるように首尾一貫して論理的に記載されることが重要である。

 

2)タイトルについて

 論文の導入部分である。読者に研究内容を理解しやすいように、適切なタイトルを付する。

 

3)氏名と所属機関について

 実名と共にアルファベット表記を付すること。※印で所属機関,現住所などの注釈を入れる。

 

4)要約について

 研究内容を理解しやすいように、研究内容の概略を記載する。

 

5)研究内容の説明について

 「はじめに」,「研究内容」,「まとめ」等のように適切な表題を付し、各項目毎に研究内容の目的、具体的な内容説明、まとめ等を記載する。研究内容は、基本的・抽象的概念から、より具体的な概念へと掘り下げて記載することが望ましい。

 

6)要旨及び本文中の語句の注意事項

・論文のテンプレートでは、要旨および本文の中に、「思うに」という語が使われているが、これは論文用語としては相応しくない。特に、要旨では使ってはいけない。「考える」という用語も同様である。「思われる」などの用語を使用することが望ましい。

・また、「絶対に」、「私は」、なども使用不可である。

・また、論文の語尾は、「です。」,「ます。」調ではなく、「である。」のように、論文調で統一的に記載する。

 

7)英文の大文字の記載方法について

 タイトルや要旨・本文中の英文の記載については、前置詞などを除いて先頭を全て大文字にするか、文の先頭を除いて全て小文字で記載する。

 悪い例1)Web Journal for non professional researchers

 良い例1)Web Journal for non Professional Researchers

      Web journal for non professional researchers

 悪い例2)…Computer-oriented

 良い例2)…Computer-Oriented

           (ハイフォンは、単語間の空白と同様に看做される。) 

 

8)図・表について

・研究内容が分かりやすいように適切な図表を付ける。

・図や表を掲げながら本文中で説明しないのは不適切である。

・図や表の下には説明が必要である。

 

9)参考文献について

 研究内容に関連する文献をできるだけ沢山付する。

 

10)その他

 ・作成年月日を記載する。

 ・番号の順序を統一する。

以上 

論文のテンプレート

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